ペンキのシミ抜きをやってみました。
今年も、もう師走という事で
一年経つのも早いものですね
さて先日、シミ抜きしてほしいと、ご依頼がありまして
お持ちした物を見せて頂いた所、見てビックリ!
学生さんの制服のスカートにペンキがベットリ
これだけついているので正直どれだけ落とせるやら….
でも、ここがプロの腕の見せ所です!
まさにシミ抜きのしがいがあります。
先ずは三種類の薬品を調合した溶剤でできるだけ落とします。
いわゆる前処理です。
当店では三種類の薬品を調合したオリジナルの溶剤で汚れを溶かし出します。
油性ペンキ塗料は水洗いでは落ちません!
ですので油性の汚れは油性処理で落とします。
調合した溶剤をシミの部分に塗り込み染み抜き用のヘラで刷り込みます。
ゴシゴシ
溶剤は使用する者にとっては毒性がありますので必ず耐油グローブ、防毒マスクをしています。
夏場は暑くてたまりませんが我慢です。(笑)
溶剤で溶かし出した後
さらに超音波で繊維の中まで溶剤を浸透させて叩き出します。
ここまでが前処理になります。
前処理を済ませら専用のネットに入れて洗浄します。
当店では品質保護の為、全商品に対して専用のネットに入れて洗浄するようにしています。
ネットに入れる事で品物に対して叩き洗浄での抵抗を和らげます。
ネットに入れまして、いざ機械へ
専用のプログラムをセットしまして
洗浄スタ~ト!!!!
洗浄後、まだ少し残っていますね
少し残っている部分に今度はシミ抜き機で落とします。
薄く残っているシミの部分に染み抜き機で溶剤を噴射
お~!落ちてる、落ちてる
綺麗に落ちました。
完璧に落ちてますね
良かった、良かった(^^)
こういった特殊な染みは機械だけでの洗浄では落とす事が出来ませんので
シミ抜き技術が必要になります。
当店では僅かばかりですがシミ抜き加工の料金を頂いています。
しみ抜きに関しましては受付の際にお問い合わせ頂きますようお願い致します。m(__)m