羽毛布団のお手入れ

今年は例年よりも早い梅雨入りとなりました。

梅雨の時期は湿度も上がり雑菌の増殖やダニ、カビの最も発生する嫌な時期でもあります。

また感染症であるコロナウイルスも蔓延し少しずつ落ち着いて来ているものの中々外出する事にはまだまだ抵抗があります。

そんな中ですが、今年も羽毛布団のお手入れのご依頼をよく頂きます。

今回はこちらの羽毛布団を洗工します。

外側の生地は綿が40%でポリエステルが60%
詰め物のダウンが50%でフェザーが50%
ドライでの洗浄は可能で水洗いは不可。
表示上では水洗いが出来ないとなっていますが、水洗いしていきます。

 

当店ではお布団専用の洗剤と細かな洗浄プログラムで水洗いしていますので、
水洗い不可でも水洗いが可能になります。
なぜ水洗いに拘るのか?
適切な温度と時間で水洗いをする事で内側にある羽毛の汗のしみ汚れや臭いの原因、カビやダニを洗い流す

その為に水洗いをします。

 

細かな温度設定と時間そしてお布団専用の洗剤で傷めずに内側から綺麗に洗浄して行きます。
他のお客さんの物と一緒に洗わない個別洗浄もしています。
お布団によって洗浄の仕方が違うので、個別に洗う事を徹底しています。

抗菌剤配合の柔軟仕上げ剤で中の羽毛をほぐしふんわりと仕上がるようにすすぎます。

 

抗菌剤をたっぷり含んでおりますので、洗浄後のアフターフォローも期待できます。

 

 

洗工が終われば次は乾燥です。
中の羽毛をほぐしながら乾燥していますので、仕上がりはふっくらでふわふわになります。

 

乾燥の温度と時間もお布団によって設定が違います。
羽毛布団は特に気を使います。
中の羽毛を念入りにほぐして乾燥し元のフカフカの状態より更にふんわりと仕上げます。

 

中の羽毛がよくほぐれて、少しふくらみが戻って来ていますね。

乾燥が終われば検品となります。
ほつれていないかを隈なく確認、ほつれている場合は修理をさせていただきます。

 

☑ クリーニングをしたいけど布団の替えがない、急なお客様用の布団が足りないという方の為に
当店ではレンタル用の布団一式を用意しております。
数に限りがございますのでお早めのご予約をお願い致します。

http://inoue-cleaning.jp/hutonrentaru/

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